3D CADデータの活用からものづくりDXを加速させる

3DxSUITE(スリーディースイート)は、3次元データの変換・検証・修正・比較・簡略化などデジタルエンジニアリングに必要なデータの最適化を総合的にサポートします。

3Dデータ活用のための多彩な機能を搭載

高度なものづくりを実現するには、必要な情報が会社間・部署間・プロセス間でスムーズに受け渡され、複数のシステムが連動する環境が不可欠です。

3DxSUITEは、そうした「インターオペラビリティー(相互運用性)」を実現するための3次元データの変換・最適化機能を備えています。

PDQ検証

ISO、SASIG、JAMA、JAPIAなどの業界団体が定める品質基準をもとに、あらゆるファイル形式のCADデータのPDQ(Product Data Quality)を検証し不具合を見つけます。

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データ変換

エリジオンが誇る数学力とCADデータ変換に関する35年以上の経験をもとに3D CADの高精度な変換を実現し、あらゆるCADシステム間をつなぎます。

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DFX

CADモデルの特定形状を認識しながら、従来の目視や手作業によるプロセスを自動化します。製造性を考慮した設計などに利用できます。

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3D CAD比較

二つの3D CADデータを比べ、形状、PMI、属性情報、アセンブリ構成の差異を検出します。

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2D図面比較

二つの2D図面の比較を、3D CADソフトウェアから引き継いだセマンティックな情報を用いて実行します。

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レポート作成

CAD比較やPDQ検証の実行結果レポートを3D PDF形式などで出力することができます。

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形状簡略化

CADモデルのフィーチャを自動認識し、元データの品質を損ねることなく削除することで、CAEなどに適したデータを生成します。

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活用シーン

3DxSUITEはCADデータの複雑なデータ授受を実現します。

企業ごとに異なる独自の基準にもとづく検証によってデータ品質を上げ、設計部門から製造部門へ、またサプライヤへ、異なるフォーマットに変換してデータの受け渡しを行います。

単にデータを変換することにとどまらず、パートの名前をルールに則り置き換えするなどきめ細かいデータ処理を実行します。

3DxSUITEは設計部門と他部署の間での設計変更に関するコミュニケーションを効率化します。

設計変更前後のデータの差異を自動検出し、見やすいレポートとして出力。

目視や手作業での変更箇所の確認にかかる時間や負担を大幅に軽減し、比較精度の向上も実現します。

3DxSUITEでは高精度な解析用データを効率的に作成することができます。

設計データを解析にそのまま流用すると、結果が出るまでに時間が掛かったり、結果自体が思わしくなかったりするといった現象がしばしば発生します。3DxSUITEでは、システム間で異なる位相や数学表現、トレランスなどを補正したり、解析目的によっては不要となる段差やロゴ、穴やフィレットなどの微小形状を手間をかけずに削除したりできるため、解析プロセス全体の効率化を実現できます。

将来のために3D CADデータを長期にわたって保存することが必要になっています。

3DxSUITEは、保存用のデータの品質をチェックし修正するだけでなく、オリジナルのCADデータと内容が一致していることを保証する役割を果たします。

メディアライブラリー

カタログ/リーフレット

動画

ニーズに合わせて選べる各フロントエンドの操作イメージ

CADモデルを一つずつ確認しながら操作

Editor

CADの画面からそのまま操作

SmartLauncher (組込型)

ファイルの右クリックから処理実行

SmartLauncher (独立型)

複数ファイルをまとめて処理

SmartController

負荷分散でスピーディーにデータ処理

SmartController Pro

Webベースのシステム構築に

TransServer

設定時に便利なツール

直観的にデータ処理のプロセスを描く

シナリオエディター

製品構成/仕様

3DxSUITEはアダプター・オプティマイザー・フロントエンド・ユーティリティツールから構成されています。

必要な機能を選び組み合わせることで最適なソリューションを構築いただけます。

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