プレスリリース
3DEXPERIENCEを含むマルチCADでの多様な3Dデータ活用を実現―CADdoctor・ASFALISの新版EX8.2をリリース
2020年2月18日
プレスリリース
3DEXPERIENCEを含むマルチCADでの多様な3Dデータ活用を実現―CADdoctor・ASFALISの新版EX8.2をリリース
2020年2月18日
エリジオンはこれまで、ユーザーのマルチCAD環境での3Dデータ活用を実現するため、多様なCADソフトウェア、データ形式への対応を図ってまいりました。そうした中、2019年にダッソー社と従来のパートナーシップ契約を拡張したことで、このたび3DEXPERIENCEへの対応が実現しました。また同時に、ダッソー社が開発した汎用的なデータ形式の一つである3DXMLへの対応も実施しました。
本機能のリリースによって、3DEXPERIENCEを利用するユーザーは、3DEXPERIENCEとCADdoctor・ASFALISを組み合わせることで、他部署や協業先が他のCAD環境を利用している場合でも、同じプラットフォーム上でデータ品質の検証・修正、データ比較、形状簡略化、3D PDFレポートの作成など、製造プロセスの効率化につながるエリジオンの多様な技術を利用することが可能になりました。
さらに、ASFALIS EX8.2では、あらかじめ設定したデータ変換・修正・比較などの任意のプロセスに従って、CADデータのバッチ処理を実行できるデスクトップアプリケーションASFALIS SmartControllerの提供も開始します。
近年、形状だけでなく製造に必要な多種多様な情報を3D CADデータに付加(MBD: Model-Based Definition)し、そのデータを製品の開発フェーズから販売後の顧客サポートまで一気通貫で活用(MBE: Model-based Enterprise)することで、製造プロセスを徹底してデジタル化する動きが欧米を中心に活発化しています。その流れの中で、3DEXPERIENCEをはじめ、3Dデータを元に製品ライフサイクル全体を管理する多様なプラットフォームの重要性もますます高まってきています。
エリジオンは今後も、世界中のプラットフォーム提供企業との強固なパートナーシップを堅持しながら、製造業のマルチCAD環境における効率的な3Dデータ活用をサポートする、高度な技術・機能の開発に取り組んでまいります。