3DEXPERIENCE DirectTranslator // 3Dエクスペリエンスへのデータ変換ツール
多様なフォーマットのデータを
3Dエクスペリエンスのエコシステムに
ダッソー・システムズ社の3Dエクスペリエンスは、従来の3D CADソフトの枠を超え、製品に携わるあらゆる企業・部門・関係者が3Dデータを核として多様な情報をオンラインで共有するという次世代の思想の下に開発されたソフトウェアです。
エリジオンは、ダッソー・システムズ社の変換プラットフォーム「xCAD」を用いて製品開発することのできる数少ない公式ソフトウェア・パートナーとして、3Dエクスペリエンスにおける最適なデータ変換ソリューションを開発しました。これにより、多様なCAD環境で作成されたさまざまなフォーマットの3D CADデータを3Dエクスペリエンスのエコシステムに取り込むことが可能となりました。
3D CADフォーマットの垣根を越えて、あらゆる製品情報を一気通貫で活用できるソリューションをダッソー・システムズ社とともに提供します。

ダッソー社とのアライアンスで
PLMソリューションENOVIAとの最適な連携を実現
3Dエクスペリエンスで作成されたデータはすべて、ダッソー・システムズ社製PLMソリューションENOVIAに格納されます。3Dエクスペリエンスのデータを変換するためには直接ENOVIA にアクセスしデータを入出力する必要があります。これには3Dエクスペリエンスの変換プラットフォームであるxCADの使用が不可欠です。
3DEXPERIENCE DirectTranslator は、3DXMLなどの中間フォーマットを経由したファイル変換ではなく、ENOVIAとダイレクトにつながりオリジナルのデータを用いて入出力することが可能です。入出力時には、エリジオンが長年の研究と多様な経験をもとに開発した独自のテクノロジーによって、データに含まれる形状エラーを検出し自動で修正します。また形状だけでなく属性・PMIも高い精度で変換します。
FEATURE NEWS
ダッソー・システムズ社との3DEXPERIENCEに関するパートナーシップを拡張
エリジオンは拡張された契約をもとに、CADdoctor およびASFALISに、3DEXPERIENCE専用ファイルの変換機能を追加します。
3Dエクスペリエンスに組み込まれる変換技術
3DEXPERIENCE DirectTranslatorは、xCADを用いて3Dエクスペリエンスに自然な形で組み込まれます。3Dエクスペリエンスのメニューからインポート・エクスポートを選択し、3Dエクスペリエンスのダイアログで変換先・変換元のフォーマットを指定するだけで、簡単に高精度なデータ変換を実行することが可能です。
一方、xCADを用いずに変換を行うソフトウェアの場合、3Dエクスペリエンスへは中間フォーマットを介してしかデータをインポート・エクスポートすることができないため、3Dエクスペリエンス上での操作と変換ソフトウェア上での操作が必要となり、ワークフローが煩雑化してしまいます。
3DEXPERIENCE DirectTranslatorは、製品情報を単一のプラットフォーム上で活用するという3Dエクスペリエンスの基本コンセプトの実現を加速させます。

データ変換のバッチ処理も
3Dエクスペリエンスには、標準機能としてデータをインポート・エクスポートするバッチ処理機能が備わっています。3DEXPERIENCE DirectTranslatorはxCADを用いて3Dエクスペリエンスと融合し、このバッチ機能を活用した複数ファイルの高精度な一括変換機能を提供します。