エリジオンは、様々なCAD データを取り扱うために、全ての主要なCAD ベンダーと開発パートナーとして正式に契約を締結しております。
この度、CATIA V6 のデータ変換機能の開発を開始するにあたり、CATIA V6 に対する開発パートナー契約(正式名称:DS V6 APS COMMUNITY PARTNER AGREEMENT)を開発元であるDassault Systemes 社と締結しました。これにより、エリジオンはCATIA V6 関連製品の開発をDassault Systemes 社公認のもとで行うことのできる世界でも数少ない開発パートナーとなりました。
エリジオンは、CATIA V6 のデータ変換機能を、Dassault Systemes 社とのパートナーシップのもとで行うことにより、CATIA V6 のバージョンアップに迅速に追従できる信頼性の高いデータ変換を提供します。
Dassault Systemes 社製のCATIA V6 の全てのデータは、Dassault Systemes 社製PDM(Product Data Management:情報システム)「ENOVIA」に格納されているため、CATIA V6 のデータ変換を行うためにはENOVIA にアクセスしてデータを入出力する必要があります。ENOVIA にアクセスしてのデータ変換機能を開発するためには、CATIA V6 の変換プラットフォームである「XCAD」を使用する必要があり、この「XCAD」を用いたデータ変換機能の開発を行うことができるのは、Dassault Systemes 社の開発パートナー契約を締結した、エリジオンを含む世界で2 社の変換ベンダーのみとなります。
エリジオンは、CATIA V6 の旧来機に相当するCATIA V4 やV5 のデータ変換で得たノウハウを活用しながら、XCAD を利用したCATIA V6 のあらゆる要素に対応する3 次元データ変換機能の開発を開始し、今後、順次製品化していきます。その最初の製品として、CATIA V6 変換に特化した新製品「CATIA V6 Translator(仮称)」を2013 年6 月より販売開始する予定です。
※製品名は、各社の商標、または登録商標です